乙女になりたい人生だった

乙女ゲームとシチュCDと、ときどき小説漫画などの備忘録

『家守綺譚』読了感想

なんとか三日坊主は回避したい人生だった…。
お久しぶりです。ちょっと私生活が忙しくて乙女ゲームとブログから足が遠のいていました。(あとウマ娘にドハマっていました。)こういうとき手軽なスマホゲームばっかりになってしまっていけませんね。
私生活の方は少し落ち着いたのでこれからは乙女ゲームもブログ更新もこまめにできるといいなあ…。

今回は小説の感想になります。積読がありえない量になっているので随時読んで感想まとめていきたいですねー。やりたいこといっぱいだ。

ということで今回読みましたのは梨木香歩さんの『家守綺譚』になります。地味に梨木さんの本を初めて読みました。『西の魔女が死んだ』とか読書感想文の定番ってイメージの方ですね。

定期的にどうしてもファンタジーが読みたくて読みたくてしょうがなくなる病気*1にかかってるんですけど今回さらに和風でライトじゃないやつが読みたいというまあまあ狭い範囲で探していたんですけれども。インターネットでおすすめ検索して面白そうだったもののなかからたまたま書店に在庫があったのがこちらになります。

結果大正解でした。めちゃめちゃ好きなタイプの話だった。ここまで今の気分にがっつり刺さる小説ある??あった!!たいへん幸せな読書体験をさせていただきました。

雑にあらすじを説明すると駆け出しの物書き*2である綿貫さんが死んだ友人高堂の実家に家守として住みながら不思議なことに遭遇する日々の記録…。といった感じです。短編集になっていて各短編にはそれぞれ植物の名前がついているんですが、私はあまり植物に詳しくないので画像検索しながら読んでいました。作中に出てくる表現から見た目を想像しながら答え合わせをするのが楽しかったです。

私は最初の「サルスベリ」と最後の「葡萄」の話が好きでした。『冬虫夏草』という続編も出ているようなのでそのうち読みたいなーと思います。
次回こそは乙女ゲーム感想書けるといいな!アンミナは書きかけているし今はコルダがプチリバイバルブームです。。それではまた。

*1:類似の病気としてSFが読みたくてしょうがなくなる病気もあります。最近かかった。

*2:物書きっていう言葉がもうなんとなく時代背景を感じさせて好きです。